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ハンダゴテ

ハンダゴテはNゲージやHOナローの組立キットでは写真のように40Wのもの(大洋電器産業製)でじゅうぶんです。また、大きなHOゲージでも60W程度あればよく、逆に80〜100Wのものを使用すると熱によってエッチング板が反ってしまったりするので、ロストワックス部品のように熱容量の大きな部品に限定して使ったほうがよいでしょう。


市販品のこてについているチップ(こて先)は電子部品のはんだ付けに便利な形状、かつ鉄めっきが施してありますが、鉄道模型の工作には向きません。取り付けネジを回してオリジナルのチップを外し、かわりにφ4mmの銅丸棒をホームセンター等で買い求めて適当な長さ(7〜9cmくらい)に切って使います。自作のチップは金床の上でハンマーで叩き、さらに大き目の平やすりで削って写真左上のような形状に整えておくのが一般的です。チップは単にやすりで形状を整えただけですと別項のフラックスによって侵されてどんどん減っていってしまいます。ハンマーで叩くことによって銅の組成が密になり、チップの侵食を少なくすることができます。なお、ワールド工芸のキットの製作には、チップの先端幅を2.5mm程度に仕上げておくとよいようです。


綺麗に整形したチップをハンダゴテに装着し、電源を入れると数分でチップ先端が紫色に変色してきます。ここでフラックスをつけると一瞬で鮮やかな銅色に戻りますので、すかさずチップにはんだをつけ、チップの1cmくらいの範囲にはんだが流れるようにします。これをはんだメッキといいます。はんだが余分についてしまったときは金ブラシで払っておきます。常にチップが綺麗なはんだメッキ状態を保つよう、心がけておけば美しいはんだ付けができます。作業時間が長引くと、フラックスによる侵食、酸化物の付着でチップ黒くなりますので一旦電源を切り、再度やすりでチップ先端を整形しなおし、はんだメッキします。毎回作業前にはこの整形、メッキ作業をするとよいでしょう。そのほか電圧調整器(写真右)やはんだゴテを置く台も必需品です。


なお、ハンダ付け作業が終わったら、ハンダゴテのコンセントを抜き、冷えたらすぐコードを束ねて片付けます。作業場を離れるときはかならずコンセントを抜く癖をつけるようにしましょう。また、作業中は小さいお子さんが近づかないよう注意が必要です。

ハンダゴテはホームセンターで販売されています。価格は1500円ぐらい、コテ台は安いものは400円ぐらい、そして電圧調整器は2200円でした。

ハンダ

ハンダはさまざまな種類がありますが、一般的にはスズ60〜63%のものが良いでしょう。形状も糸状のもの、棒状のものがありますが、最初のうちはハンダゴテですくいやすい糸状のものが良いかもしれません。電子部品のハンダ付けと異なり、鉄道模型の工作ではヤニ無しハンダを使用します。 ハンダには鉛が含まれています(一部鉛フリーのものも出回ってはいますが)。誤って飲み込んだりしないよう取り扱いには注意してください。

値段は大きさや種類によって大きく異なります。少量のものでしたら100円ぐらいで販売しているようです。ホームセンターで入手できます。

フラックス

ハンダ付けに絶対に欠かせないのがフラックスです。糊状のペースト等も販売されていますが、液体のものが使いやすいでしょう。パーツへの塗布は麺棒や爪楊枝が便利です。ハンダ付けしたい部分にフラックスを少量塗布し、そこへハンダの付いたコテをあてるとフラックスの蒸発する「ジュッ」という音とともにハンダが流れます。 フラックスは各種ありますが、ステンレス用のものが良いようです。また、フラックスは金属を侵すので、毎回作業後にはハンダ付けしたパーツを温水とクレンザーでよく洗い、フラックスが残らないようにします。衣類に付着すると変色したりする場合があるので注意が必要です。また、フラックスは蒸発時に有毒ガスを発生するものがあります。作業時は換気をよくしましょう。

価格は500円ぐらいから各種販売しています。

ニッパー

板部品を切り離すのに使用するニッパーです。通常の電工用ではなく片刃のタイプを使用します。左側が通常の片刃ニッパーで、右側はプラモデルのゲート切り離し用のニッパーです。どちらかというとプラモデル用のほうが使いやすいかも知れません。
実際に真鍮板から部品を切り離す時は、刃の部分に油を差すとパチンパチンと気持ちよく切り落とせると思います。刃がダメになってくると切り口がつぶれた感じになりますから、そうなったら、そろそろ変え時のサインです。なお、ステンレスのパーツの切り出しの際は左側のタイプのほうが若干ですが、長持ちします。
ニッパー
値段は2000円前後のものが使い安いです。ホームセンターや模型店で扱っています。特にプラモデル用は模型店のほうがそろっています。

フラットノーズプライヤー

説明書の指示に従って、スジ部分を折り曲げる際に使用する工具です。商品を選ぶ際に注意する点は、挟む部分にギザギザの加工のされていないもの、挟んだ時に重なった部分がピッタリと重なり、隙間のないもの以上の2点です。写真の上部に写っているものは一般的にフラットノーズプライヤーと呼ばれており、DIYショップで購入できます。できれば、ステンレス製のものを選んでおくと錆びにも強く使い勝手も良いでしょう。また、写真下のものは通常のプライヤーに、キットに入っていた燐青銅板のランナー部分をハンダ付けしたもの。長手の折り曲げには大変重宝いたしますので、1本作っておくと便利です。そのほか先細になっているものも、使いやすいと思いますが、前2者に比べると頻度は低いです。
フラットノーズプライヤー
値段は1500円ぐらいから各種発売されています。商品はホームセンターなどで各種扱っております。

棒ヤスリ各種

ニッパーから切り出したランナー部分の成形や、寸法の微調整などに使用する工具で、油目と呼ばれる一番細かいタイプがキット組立に必要です。形状は平ヤスリが最も使用頻度が高いです。12本組と呼ばれる小型の形状のものが使いやすいでしょう。ただしセットで買うと不必要なものも出てきてしまうためバラ売りのものを求めるといいと思います。銘柄はスイスのバローベ等が切れ味について定評があります。

その他の形状では三角,四角,目立などありますので必要に応じて揃えると良いと思います。なお、鉄ヤスリ以外に紙ヤスリ(耐水ペーパー)もあれば便利です。ナンバープレートの磨きだしには800番ぐらいがあると良いでしょう。
棒ヤスリ各種
価格は通常800円ぐらいから各種値段のものが販売されています。ホームセンターや模型店で各種取り扱っています。

丸ヤスリ

金属ヤスリは別項でご紹介いたしましたが、ここでは丸ヤスリのみご紹介いたします。当社キットでは動力を組む時、車輪を車輪座に挿入します。車輪座はあらかじめ塗装した後、車輪が入る部分を2,5mmのリーマーなどでさらう様に指示されております。リーマーは比較的手に入りづらいので、写真の丸ヤスリで十分代用可能です。
写真の丸ヤスリは、株式会社オリエントの140mmの12型で、ヤスリ部分の最大径が約2,5mmとリーマーの代用ができます。(2006年3月に池袋の東急ハンズで購入)
これを使って、車輪座断面の塗料をきれいにはがし、また表面の乱れを矯正することで車輪を嵌めた時にスムースに回転させるとともに集電の向上を図ります。
丸ヤスリ
価格は1,000円ぐらいだったと思います。買ったのは東急ハンズでした。

ピンバイス、ドリル、タップ

当社のキットはネジキリ加工を行う必要があります。一般的にNゲージの場合カプラー取り付けネジが1,2mm、蒸機のラジアスロッド固定に1,0mm、そのほかはほとんど1,4mmです。とりあえず蒸機以外なら1,4mmと1,2mmがあればOKで、16番を組む場合あと2,0mmがあればよろしいかとおもいます。
ドリルの刃は0,3mmから0,5mmくらいがあれば、ハンダで穴が埋まった場合の再生用に使用できます。また、オプションの部品を取り付けるための穴あけも上記の径のものを中心に揃えると良いでしょう。
ドリルの刃やタップをくわえるための工具がピンバイスです。写真の下2点はやや大型のもの、上の2つは小径用です。使用するドリル径にあわせてピンバイスの使い分けが必要です。
ピンバイス
ドリル刃0,3mmは800円〜
タップ1,4mmは700円〜
ピンバイスは小径用500円〜
いずれもホームセンターや東急ハンズのような工具を扱うお店で各種扱っています。

卓上万力(マシンバイス)

車輪挿入に欠かせない道具として卓上万力が挙げられます。通常の万力に比較して平行に圧入できるので、上記の工作には絶対必要です。選ぶときには、締める時にガタや遊びの無いものを選びましょう。値段は高いですが、1個あれば一生持ちます。なお、2010年発売のキハ40000などに採用のTU動力シリーズのピボット軸付車輪については指で車輪挿入が可能です。
万力
工具専門店で購入できます。価格は4000円ぐらい〜

マッハ模型 キサゲ刷毛

ハンダを削るための道具です。マッハ模型の製品で、線径が0,06mmの一番細いものが使いやすいです。歯ブラシの先と同じように、先端が反ってしまうと削れなくなります。反ったものを無理に使うと逆に傷がつきやすくなりますので、先端を常にグラインダーで削っておきます。グラインダーが無い場合はひとつの方法として、反ってしまった部分をハンダで固めてしまい、付け根部分からダイヤモンドヤスリなどで削ってしまうという手もあります。このキサゲ刷毛の細線はステンレス製で、折れたものが刺さると猛烈に痛く、非常に危険です。くれぐれも、ニッパーなどで切り落として飛ばすことのないようにしてください。それさえ守っていただければ、ハンダ付けには欠かせない最重要工具のひとつに数えられるほど便利な工具です。
マッハ模型ホームページ
キサゲ刷毛

ハンダ吸い取り線

ハンダ付け作業中にハンダが大量に流れてしまうことはよくありますが、細かい模様の部分にハンダが入ってしまった時など、不必要なハンダの上にこの吸い取り線をのせ、上からコテをあてると、毛細管現象で吸い取り線にハンダが吸い取られてしまいます。キサゲ等が使えない所でこの吸い取り線は大活躍します。ただし熱が伝わりづらい時もあるので、そういうときには少し容量の大きいコテ(例えば60Wなど)をあてると良いでしょう。
ハンダ吸い取り線
値段は長さによって随分異なりますが、安いものは300円ぐらいから。ホームセンターのハンダコーナーで購入できます。